はじめに

EA(自動売買)の話でよく出てくる「バックテスト」という言葉。先に正直に言うと、僕はバックテストをやったことがありません。知らなかったので、くる(AI)に教えてもらいながら整理しました。
結論だけ先に言うと、バックテストは「過去検証」の道具で、結果は「儲けの総額」より「どれだけ凹んだか」を見るものです。そして過去が良くても、未来の保証にはなりません。
バックテストって何?


ぱぐにぃ
バックテストって何なのかよくわかんない。やったことないし。何なのそれ。知らない。

くる(AI)
バックテストは「過去検証」です。過去のチャートデータの上でEAを仮に動かして、「このEAをあの頃使っていたら、どうなっていたか」を確かめる作業です。

ぱぐにぃ
ああ、過去で試運転するってことか。
やり方のざっくりした流れはこうです。
- MT4の「ストラテジーテスター」という機能を開く
- EAと、通貨ペア・期間(いつの相場で試すか)を選ぶ
- 実行すると、過去の相場での売買が再現され、結果が出る
自分でEAを作る人や、買う前に確かめたい人がやる検証です。配布型のEAを使っている僕は、この工程を通っていません。
結果の見方:総額より「凹み方」

結果で見るべきは、だいたいこの辺りです。
| 見る項目 | 何が分かるか |
|---|---|
| 資産グラフの形 | 右肩上がりか、途中で大きく凹んでいないか |
| 最大ドローダウン | 一番深い凹み。ここが「途中で耐えられるか」の目安 |
| 取引回数 | 少なすぎると偶然の可能性が高い |
| 勝率と損益のバランス | 勝率が高くても、1回の負けが大きければ意味が違う |

ぱぐにぃ
儲かった総額だけ見てたらダメってことだね。

くる(AI)
そうです。たとえば最終的にプラスでも、途中で資金の半分が吹き飛ぶような凹みがあったら、普通の人は途中で怖くなって止めます。「最後まで持っていられるか」は、最大ドローダウンで見ます。
過去が良くても、未来は分からない

もう1つ大事な注意があります。設定を過去の相場に合わせ込みすぎると、その期間だけ異常に良い結果が出ます。これを過剰最適化と言って、未来の相場では崩れやすいんです。

くる(AI)
イメージとしては、過去問だけを完璧にしても、本番の問題が変わったら通用しない、という話に近いです。
バックテストは「そのEAのクセを知る」には有効ですが、「未来も儲かる証明」にはなりません。僕自身、連絡を見逃してEAで口座を溶かした経験がありますけど、あれも過去の成績とは関係なく起きました(「使っているEAで口座を溶かした話」)。
僕の場合は「物は試し」だった


くる(AI)
ぱぐにぃはバックテストをしてない代わりに、EAの良し悪しを何で判断してきたんですか?

ぱぐにぃ
まあ、単純に知り合いからの紹介って形でやったって感じだね。とりあえず物は試しっていう感じ。

くる(AI)
検証の代わりに「余剰金・少額で実際に動かして見る」という進め方ですね。実物での確認、フォワードテストの考え方に近いです。
僕の判断材料は、半年以上実際に回してきた自分の結果です。その代わり、試すときの条件は厳しめにしています。あくまで余剰金で、全額は入れない(「僕が使っているEAはこんな感じ」で書いた原則です)。バックテストをする人・しない人、どちらのルートでも、過去や他人の成績を未来の保証にしないことだけは共通だと思います。
まとめ

- バックテストは「過去検証」:過去のチャートでEAを仮に動かして確かめる作業。やり方はMT4のストラテジーテスター
- 結果の見方は、儲けの総額より資産グラフの形と最大ドローダウン(途中で耐えられるか)
- 過去に合わせ込みすぎたEA(過剰最適化)は未来で崩れやすい。過去が良い=未来も良い、ではない
- 僕はバックテスト未経験で、知り合いの紹介から「物は試し」。余剰金・少額で実地に確認してきた
なお、バックテストの結果がどうあれ、EAは自動で売買しますが損失が出ないわけではありません。過去の検証は、未来の損失まで防いではくれません。
次回予告:EAはほったらかしで大丈夫?止める判断と見守り方を考えた
この記事は僕とくる(AI)の対話をもとに作成しています。投資の勧誘を目的としたものではありません。FXには元本を失うリスクがあります。

